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井原正巳コラム

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2006年06月12日

「日本2-0」の勝ち方、3バックから「4」か「5」へ修正

 日刊スポーツ評論家の井原正巳氏が、オーストラリア戦の展開をズバリ読む。序盤の見どころから結末まで、フランス大会主将でW杯を知る井原氏が徹底解説。守備陣がしのいで、セットプレーとカウンターで得点した日本が、2-0で試合をものにすると予想した。

 2トップには3バック、3トップには4バックで対応する方が守りやすい。その点で、3トップ気味のオーストラリアに3バックで挑む日本は、セオリーを度外視してまで慣れた布陣で臨む。当然、ギャップ(マークのずれ)が生じやすくなるため、それをどう修正するかが序盤の見どころだ。

 ◆立ち上がり オーストラリアはオランダ戦(1-1)のいいイメージを重視するだろう。FWキューウェルとDFポポビッチはベンチに座ることになりそうだ。ビドゥカの後ろに、ステリョフスキとケーヒルの攻撃的MFが陣取る。この2人の攻撃的MFは、サイドに開いて3バックを横に広げてくるはずだ。そうなると、中央で巨漢ビドゥカと宮本が1対1になる状況に追い込まれるので、それは避けなければいけない。

 ◆対応 右の駒野を下げて4バックにすると、ビドゥカに対応するのが上背のない宮本と坪井になる。左の三都主を下げ、中沢をビドゥカに対応させる方がいい。三都主の守備力を懸念する声もあるが、4バックでもやってきた選手なのだから大丈夫。あるいは、両サイドを下げて5バックで守るのもはっきりしていていいかもしれない。

 ◆パワープレー 日本が相手の布陣に応じた守備隊形をつかめば、簡単には崩されない。そうなると。オーストラリアはビドゥカにボールを放り込むか、キューウェル投入でドリブル突破を図る。いずれにしても力ずくだ。だが、相手も苦しいからそういう攻撃になっていることを忘れずに、耐えるしかない。

 ◆得点 守備で踏ん張ることができれば日本は中村のセットプレーからチャンスをつかめる。そこで得点できれば、オーストラリアは追いつくために前に出てこざるを得ないため、カウンターでもう1点期待できる。この展開で私は2-0で勝てると思っている。

井原正巳(いはら・まさみ)
 1967年(昭42)9月18日、滋賀県水口町生まれ。貴生川スポーツ少年団−水口中−守山高を経て筑波大入学。3年生だった88年に日本代表入りする。90年に日産自動車入社。以来、99年まで「ミスター・マリノス」と呼ばれ、横浜の一員として活躍。00年磐田を経て、浦和に移籍した。日本最多の123試合の国際Aマッチに出場した歴史的リベロ。98年フランスW杯出場。

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