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井原正巳コラム

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2006年06月15日

ジダン不参加の攻撃に厚みなし

<1次リーグ:フランス0-0スイス>◇13日◇G組◇シュツットガルト

 フランスは動きが悪かった。現地時間で午後6時開始の試合だったが、非常に暑くプレーに影響したようだ。その前の試合で韓国がトーゴに勝っていたので、両チームがどう戦うかに注目したが、フランスにとっては最低限、スイスにとっては望んでいた結果になった。フランスとスイスが上に行くと予想されている状況なので、お互いに勝ち点を取ったことは悪くないのではないだろうか。

 フランスは1トップのアンリと両ウイングが単発的に攻撃していた印象。つまり前3枚だけで、2列目のジダンが飛び出して絡んでいくような流れができなかった。ジダンがパスだけになると、苦しくなってしまう。2トップにしたり、ボランチのビエラがもっと攻撃参加するなどして、もう少し厚みを持たせたい。

 スイスはセンデロスやジュールーら若い守備陣がよく守っていた。攻撃もソツのない感じだった。フレイら決定力のある選手もいるし、面白い存在になるかも知れない。(日刊スポーツ評論家)

井原正巳(いはら・まさみ)
 1967年(昭42)9月18日、滋賀県水口町生まれ。貴生川スポーツ少年団−水口中−守山高を経て筑波大入学。3年生だった88年に日本代表入りする。90年に日産自動車入社。以来、99年まで「ミスター・マリノス」と呼ばれ、横浜の一員として活躍。00年磐田を経て、浦和に移籍した。日本最多の123試合の国際Aマッチに出場した歴史的リベロ。98年フランスW杯出場。

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