2006年06月25日
「オシム監督」の選手選考は“ハードな仕事”できる人
オシム氏の選手選考はやはりハードワークのできる選手が中心になるだろう。つまり、攻撃でも守備でも走り回れる選手ということになる。今の代表チームの中盤を例にすると、中田英は走れる選手だが、中村や福西などでは走り回るタイプではないだろう。走れる若手選手への世代交代を含めて、選手構成は大きく変わるはずだ。
だからといって、中村などがすぐに外されるかといえば、そうではないと思う。もし、オシム氏が中村を攻撃の中心と考えるのなら、彼が走れない分、周りのポジションにより走れる選手を起用してサポートさせるだろう。やり方をたくさん持っているはずなので、そのあたりの手腕には注目したい。
千葉のチームを見る限りでは、守備面でマークや1対1の要素が強くなるように思う。だが、クラブと代表は選手構成が違う。まだ正式に就任したわけではないが、オシム氏がどんな形でチーム作りをするのか、興味深い。(日刊スポーツ評論家)
- 井原正巳(いはら・まさみ)
- 1967年(昭42)9月18日、滋賀県水口町生まれ。貴生川スポーツ少年団−水口中−守山高を経て筑波大入学。3年生だった88年に日本代表入りする。90年に日産自動車入社。以来、99年まで「ミスター・マリノス」と呼ばれ、横浜の一員として活躍。00年磐田を経て、浦和に移籍した。日本最多の123試合の国際Aマッチに出場した歴史的リベロ。98年フランスW杯出場。


