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宮沢ミシェルコラム

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2006年06月29日

「雪辱する」気持ちの分だけブラジル有利

<決勝トーナメント1回戦:ブラジル3-0ガーナ>◇27日◇ドルトムント

 ついに、ブラジルに火がついたと思わせる試合だった。攻撃は相変わらずすごかったが、本気度の高さを感じさせたのは守備。意識が1次リーグに比べて明らかに高かった。カカがゴール前まで攻め上がったときには空いたスペースをロナウドが埋めていたし、相手ボールになったときのロナウジーニョの戻りも早かった。ミーティングでの意識付けが相当された証拠だろう。先制したこともあるが、後は中央の堅い守備で相手の攻撃をはね返し、カウンターから相手のDFラインが乱れるところを突いて加点するだけだった。

 フランスとの準々決勝は面白そう。どちらも「勝ちたい」という強い気持ちを持って臨むだろうが、98年大会決勝で負けているブラジルの方に、その気持ちが強いような気がする。中3日という日程も、ベテランの多いフランスの方がダメージが残りそうだ。やや、ブラジルが有利というところか。(日刊スポーツ評論家)

宮沢ミシェル(みやざわ)
 1963年(昭和38年)7月14日、千葉県生まれ。市原緑−国士大−フジタ−市原。ディフェンダーとして活躍、J通算58試合2得点。93年1月に日本国籍を取得。今年から日刊スポーツ解説者。辛口で冷静な分析。

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