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荻島弘一コラム

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2006年06月10日

テレビ観戦の面白さ、楽しみ方がある

 4年に1度のビッグイベント、W杯が開幕した。世界の目が開催地のドイツに集まり、1カ月は地球規模のお祭りが続く。そんな大会をサッカーを愛し、サッカーを知り尽くす、日刊スポーツの荻島弘一記者が書く。決勝戦が行われる7月9日まで「毎日がW杯」。W杯のOggi(オッジ=イタリア語で今日)を追いかける。

 さあ、W杯開幕。テレビでは朝から繰り返し、このニュースを流している。日本代表の情報はもちろん、ブラジルやドイツ、イングランドなど強豪国の様子、さらには開幕を控えた町の雰囲気。いつの間にか、日本でもW杯は「世紀のお祭り」になったらしい。

 今大会は、衛星放送(BS)で全64試合が生中継される。地上波でも40試合が放送される。これまで多くの試合を見るためには、BSやCSなど特別な環境が必要だった。衛星放送も始まっていない82年大会の時は、テレビ放送のある香港への「テレビ観戦ツアー」が組まれた。86年大会は、衛星で映像が送られてくるNHKで取材した。今は自宅のリビングで、夜の飲み屋で、どこでも手軽に試合を楽しむことができる。

 スポーツは、やはり生が一番。「テレビで見たって面白くない」が基本的なスタンスだった。しかし、簡単に見られるなら、テレビも悪くはない。映像は鮮明で美しい。引きの画は戦術的な部分を見るのにも十分だ。スローやハイライトも豊富。天候に関係なく、快適な環境で楽しめる。

 だいたい、現地では多くの試合を見ることは不可能だ。国単位で開催するW杯は移動だけでも大変。日本など特定のチームを応援するという目的ならいいが、世界のサッカーを楽しむならばテレビの方が多くの試合を見ることができる。

 今大会は、テレビで満喫しようと思う。決してドイツに行けないからではない。テレビにはテレビの面白さ、楽しみ方があると思うからだ。寝不足は覚悟の上。あと4年間はW杯は来ないのだから。

荻島弘一(おぎしま・ひろかず)
 84年入社。スポーツ部でサッカー、五輪などを担当した後、96年からスポーツ部デスク。98〜00年は日刊スポーツ出版社編集長。東京都出身。44歳。

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