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セルジオ越後コラム

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2006年05月16日

日本はF組で実力4番目、走って守ってミスにつけ込め

 久保の代わりに巻が選ばれたが、驚くことではない。キリン杯の前から久保の状態が悪かったということだ。巻にしてもレギュラーではなく23人に滑り込んだだけ。柳沢の状態も気に掛かるな。最近、失点が多くなっているのでDF陣にサプライズが欲しかった。高さ、激しさ、勝負強さのある松田、闘莉王を加えてもらいたかった。

 F組の中での実力は4番目。弱いチームが実力が上のチームと戦うわけだから、コンディションがベストで臨まなければならない。ベストになってやっと同じ土俵に上がれる。同時に、相手より1・5倍走り回れる体力をつけなければダメだ。テクニック、体格差では劣っているわけだから、相手の攻撃に耐えるだけの体力が必要。疲れを知らぬスタミナで、相手を根負け状態に追い込みミスにつけ込むことだ。
 海外組が加わろうと、失点したら奪い返すのはまず困難だ。3バックといわずに5バックで守りを重視するべき。耐えて守っている間に、果敢にゴール近くまで攻め込み、エリア付近でファウルを誘発するプレーをするべきだろう。素晴らしいキッカーはいるのだから。日本にとって最大、最高、そして最後の武器だ。

 ジーコ監督が選んだ23人の中から11人を選ぶことはできない。今回は、ひいき目に考えても決勝トーナメント進出は30%程度だろう。ただし、何が起きるか分からないのがサッカーでもある。エースのいない日本は、日替わりで活躍する選手が出てくることを祈るだけだ。(日刊スポーツ評論家)

セルジオ越後(えちご)
 1945年(昭和20年)7月28日、ブラジル・サンパウロ市生まれ、日系2世。18歳でサンパウロの名門クラブ「コリンチャンス」とプロ契約。右ウイングとして活躍し、ブラジル代表候補にも選ばれる。1972年来日。藤和サッカー部(現:湘南ベルマーレ)ではゲームメーカーとして貢献。辛辣で辛口な内容とユニークな話しぶりにファンも多く、各地の講演活動も好評。

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