2006年06月18日
大事な戦いを前に日本覇気なし
大事な戦いを前にして、気になるのは選手に覇気が感じられないことだ。まだまだ決勝トーナメント進出の可能性は残されているのに、チーム全体に元気がない。下を向いているのが気に入らないね。中田英が「勝ち点6」をもぎ取る前向きな姿勢を崩していないのは心強い。
加地が戻ってきたといっても、本番の激しさ、暑さの中でどれくらいの力を発揮できるか? 打撲した中村も、痛さをこらえ、激しくタックルにくる相手に嫌がらずプレーができるのか? コンディションに不安を抱える2人を先発に起用しても、交代はわずかに3人だからね。厳しく、難しい戦いになるが、勝てない相手ではない。
確かに、クロアチアの方が実力は上だと思うが、サッカーはやってみないと分からないもんだ。耐えて守って、速いパス交換から相手DF陣の裏を狙っていけば、少ないだろうが、チャンスはある。ブラジル戦を消化試合にするな。 (日刊スポーツ評論家)
- セルジオ越後(えちご)
- 1945年(昭和20年)7月28日、ブラジル・サンパウロ市生まれ、日系2世。18歳でサンパウロの名門クラブ「コリンチャンス」とプロ契約。右ウイングとして活躍し、ブラジル代表候補にも選ばれる。1972年来日。藤和サッカー部(現:湘南ベルマーレ)ではゲームメーカーとして貢献。辛辣で辛口な内容とユニークな話しぶりにファンも多く、各地の講演活動も好評。


