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セルジオ越後コラム

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2006年06月24日

検証し改革しなければ100年後も勝てない

<1次リーグ:ブラジル4-1日本>◇22日◇F組◇ドルトムント

 本当にコンディションがベストな選手を選んだのかな? 3試合ともに最後まで体力が持たなかった。1点取った時だけが良かったが、同点に追い付かれてからは、戦う意思も感じられなかった。気持ちでも完全に負けていた。勝たなくてはいけないのに攻撃の選手を増やすこともせず、中盤の選手交代なんて、ジーコ監督はブラジル相手に、大恥をかきたくなかったんだろうな。

 1勝もできなかったのは当然だろう。選手構成、コンディション、チームとしてのまとまり、監督采配など世界基準ではなかった。ジーコという世界的なブランドを頭に頂き、選手も一見華やかな海外組というブランドをまとえば外見はそれなりに見えたんだろうが、真剣勝負の場では全く役に立たなかった。アジアでは通用したが、そのレベルで喜んでいては100年後も世界では勝てない。

 負けた原因がどこにあったのかを、きちんと検証して、次につながるように改革していかなければ、次回も同じような間違いを繰り返すだろう。瞬間的な悲しみも、時が解決してくれるなんて甘い考えは捨ててもらいたい。人事も含めて、厳しく反省してから進まなければ、日本サッカーの進歩はない。(日刊スポーツ評論家)

セルジオ越後(えちご)
 1945年(昭和20年)7月28日、ブラジル・サンパウロ市生まれ、日系2世。18歳でサンパウロの名門クラブ「コリンチャンス」とプロ契約。右ウイングとして活躍し、ブラジル代表候補にも選ばれる。1972年来日。藤和サッカー部(現:湘南ベルマーレ)ではゲームメーカーとして貢献。辛辣で辛口な内容とユニークな話しぶりにファンも多く、各地の講演活動も好評。

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