オシムジャパン誕生へ、W杯後に正式契約

- 日本協会との交渉を終え引き揚げるオシム監督(撮影・野上伸悟)
サッカー日本代表監督への就任を要請されている千葉のイビチャ・オシム監督(65)は1日、千葉が合宿している岐阜県飛騨市で、日本協会の田嶋幸三技術委員長、千葉の淀川隆博社長を交えての3者協議に臨み、監督就任要請を受諾する意向を示した。田嶋委員長は「W杯終了後のなるべく早い段階で契約したい」と述べ、就任で大筋合意したことを明らかにした。
W杯1次リーグ敗退した日本代表は、就任が固まったオシム監督の下で再建を目指すことになった。
淀川社長は「本人の就任したいという意志は強い。この方向性が覆る可能性は少ない」と話した。オシム氏は千葉との契約が来年2月まで残っていることが、代表監督就任への障害の1つになっていた。淀川社長によると、オシム監督は協議の中で「2月で(千葉を)去る監督が、そのまま監督に残っていていいものか」と発言。千葉の監督は退き、代表監督に専任したい意向も示したという。
ボスニア・ヘルツェゴビナ出身のオシム監督は90年W杯イタリア大会で旧ユーゴスラビアを率いて8強入り。03年から千葉を率い、昨年、ヤマザキナビスコ杯を初制覇した。
W杯ドイツ大会で日本代表を率いたジーコ監督は、大会終了後に退任した。オシム監督が正式に決まれば、日本代表は98年W杯フランス大会を率いた岡田武史監督以降、トルシエ監督(フランス)ジーコ監督(ブラジル)に続き、3代続いて外国人監督が指揮することになる。
[2006年7月2日2時46分]
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