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柳沢17日にもランニング開始

サイン会を終えた柳沢は椅子に座ることなく取材に応じた(撮影・下田雄一)
サイン会を終えた柳沢は椅子に座ることなく取材に応じた(撮影・下田雄一)

 右足第5中足骨(小指に相当)を骨折した鹿島FW柳沢敦(28)が16日、水戸市内で行われたファンとの交流イベント終了後、17日にもランニングを開始する可能性を示した。3月25日に負傷してからわずか3週間。驚異的回復の陰には同じ中足骨を骨折したオーウェンとベッカムの存在があった。自身と同時期にリバビリを続けるオーウェンを励みにし、02年W杯前に短期間で治したベッカムの経験を参考にして、W杯出場を目指す。

 歩道橋型ハイデッキにある広場を埋め尽くす1300人ものファンに、元気をもらった。「心なしか(故障した右足が)軽くなったような気がしますね」。応援されているという実感がわいた。20分間のトークショー、15分間の握手会、そして10分間の取材の間ずっと立ち続けた。いすをすすめられても、「大丈夫」とやんわりと拒否。順調な回復ぶりが伝わった。

 休み明けの17日から走るのかという質問が飛ぶと、「リカルド(理学療法士)やドクターと相談してということになるけど、可能性はありますね」。慎重に言葉を選びながらも、明るい表情は変わらなかった。

 オーウェンが同時期にリハビリを行っているという事実が、気持ちをいくらか楽にした。「(オーウェンのことは)人に聞いて知っています。彼は(スクリューを入れて骨を)つないだんでしょ。僕は(骨折した骨の末端を)取っただけですからね」と話し、比較しながら「心配なし」を強調した。オーウェンも1週間以内に走る意思を示しており、今後も「ライバル」とのリハビリレースは続く。

 同じイングランド代表のベッカムの存在も心強かった。02年W杯前に、2カ月で同部位の骨折を治したベッカムが利用した「ベッカムカプセル」(高圧酸素治療器)をフル活用。より大きな効果を求めて、クラブにあるものよりも高圧なものを探す努力もした。2・8気圧のものを見つけたが、「体に負担が掛かる」との理由で2・0気圧のものに抑えて使っている。

 他の代表クラスのFWのゴールに関しては「僕は試合に出られなくて、ゴールができないから(アピールのために)今はしっかり治すことが一番必要なことです」とコメント。今何が求められるのかを自分に言い聞かせた。いろいろな刺激を受けながら、柳沢は復活ロードを着実に歩む。【小西弘樹】

[2006年4月17日7時9分 紙面から]


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