ジーコ監督「4強目標」早くも本番モード

- 日本外国特派員協会で会見した日本代表ジーコ監督
W杯開幕を43日後に控えて、日本代表のジーコ監督(53)があらためて目標を「準決勝進出」に定めた。27日、東京・有楽町の日本外国特派員協会で「ベスト4に入りたい」と明言。さらに02年7月の代表監督就任からの3年9カ月を総括し、本大会での戦い方、大会後の去就まで熱く語った。1次リーグ初戦(6月12日)で対戦するオーストラリアの要注意選手を挙げるなど、頭の中は早くも本番モードに突入していた。
就任からの3年9カ月を総括したジーコ監督が、200人を超える外国人記者を前にW杯本大会への思いを熱く語った。
◆1次リーグ突破の可能性について
「ブラジルが1次リーグを突破するのは当然だろうが、ほかの3チームには33%ずつ、同じようにチャンスがある。少しのミスが決勝トーナメントへ行けるかを左右する。日本は3勝する可能性もあれば、3敗する可能性もある。当面の目標は1次リーグを突破すること。決勝トーナメントに勝ち上がったら、あとはどこのチームも一緒。負けたら国へ帰ることになるが、ベスト4に入りたい」
目標の4強には大会最多の7試合を戦ってこそ、監督として使命を果たしたことになる、という意味がある。
◆警戒するオーストラリアの選手について
「欧州を拠点にするハイレベルな選手がたくさんいる。キューウェル(MF=リバプール)ビドゥカ(FW=ミドルズブラ)アロイージ(FW=アラベス)チュリナ(MF=PSV)らの選手にスペースを与えずしっかりマークすること」
相手の特長を消して日本ペースに持ち込んでいく。
◆初戦に負けたら 「もし、負けたらだが、川淵キャプテンが監督をクビにするかもしれない(笑い)。だが、負けても2試合ある。残り2試合しっかり戦う。昨年のコンフェデ杯では初戦でメキシコに敗れたが、欧州王者ギリシャに勝って、ブラジルとも審判の判定ミスがなければ勝っていた(2-2の引き分け)」
最後まで1次リーグ突破へ全力を傾ける。
◆W杯後について
「南アフリカ代表監督へのオファー? 新聞で見て知っている。現時点で交渉はしていない。川淵キャプテンには欧州のクラブで監督をしたいという考えは伝えた。W杯後に日本代表監督を続けないというのだけは確か。今は日本が勝つことに集中している」
約1時間20分、W杯への思いを激白したジーコ監督は「(自分の考えを)理解いただけたと思う」とすっきりした表情だった。
[2006年4月28日8時4分 紙面から]
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