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合宿地ボンで日本語が人気/ビバW杯

 ジーコジャパンの合宿地ボンで、日本文化への関心が日増しに高まってきた。市内中心部に開設した日本サッカー協会のオフィシャルメディアセンター「G-JAMPS」。主な目的として本来は、日本代表取材陣の情報発信基地として設立されたが、24日のオープンから約1週間で約2000人の一般客が訪れた。施設内のレストランでは日本食を楽しむ地元の家族連れやカップルの姿も多く、さながら「日独交流サロン」の雰囲気が漂っている。

 ボンには、日本文化を受け入れる土壌がある。ボン大学の在籍登録者数は、何と3万1500人。同市の人口約31万人の10%を占める。学費が安く、交通機関の利用割引などを受けられることも利点だが、最近では日本語の講義が人気。老若男女を問わず年間1000人近くが受講しているという。大学院では日本の社会制度や教育問題の研究も行われている。町中の店舗では「この単語は日本語で何て言うの」と尋ねられることもしばしば。市の観光局も日本代表のキャンプ地を訪れるサポーターのために案内パンフレットやイベントを用意するなど、受け入れ態勢を整えている。

 代表の練習会場では連日、チームカラーの青いマントを肩にかけた市民が観客席から声援を送る。試合に集中できるよう、選手との直接的な交流イベントは設けられていないが、地域住民の温かい視線がジーコジャパンにとって何より心強い支援となっている。【山下健二郎】

[2006年6月1日10時8分 紙面から]


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