日本と同組メディアから楽観論消えた
日本がドイツと引き分けたことについて、同じF組の各国メディアが警戒感を強めて報道した。第2戦で対戦するクロアチアのビエスニク紙は「初戦でブラジルと対戦した後、もう1つのブラジル代表が我々を待ち構える。ドイツよりも質の高いサッカーで、バルセロナのようにボールを長く支配できる」と高いテクニックとパスワークを称賛。2得点の高原とともにDF中沢を「日本の(バルセロナのスペイン代表DF)プジョル」と絶賛した。日本戦を楽観する声は一気に消えた。
組み合わせ直後の世論調査で日本が最大のライバルという結果が出るなど、もともと日本への評価が高いブラジルでは「過去3回W杯を制したドイツを威圧」(フォーリャ・デ・サンパウロ紙)、「高原はジーコの現役時代のようだ」(グロボ紙)、「鍛えられた日本の守備はブラジルに問題となる」(ランセ紙)など、あらためて賛辞が並んだ。
オーストラリアでは、オーストラリアン紙が「日本代表が悩み事を増やしてくれた」という見出しを掲げて日本の好内容の試合を詳報した。デーリー・テレグラフ紙は「試合はまさに『ホットアンドコールド』。最後に守備の問題を露呈した」と2得点後に2失点した日本の状況を冷静に分析していた。
[2006年6月2日9時2分 紙面から]
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