北欧美女告発!パラグアイMFナンパ疑惑
W杯開幕も迫り、ピッチ外も熱くなってきた。パラグアイのMFロベルト・アクーニャ(34=デポルティボ)に、スウェーデン人の金髪リポーターを、コーディネーターを通じてホテルの自室に誘ったという疑惑がかけられている。リポーターが告発したものだが、パラグアイ協会は1次リーグの対戦国の陽動作戦と否定している。アクーニャかリポーターか、コーディネーターか協会か。誰かがうそをついている「サスペンス」は、他国でも興味津々で報じられている。
W杯ピッチ外サスペンスは、27日のデンマーク-パラグアイ戦後に起こった。午前1時、金髪のスウェーデン人リポーター(カメラマン兼任)エメリー・アスプルンドさんの電話が鳴った。声の主は、パラグアイ代表の現地コーディネーターを務めるドイツ人マヌエル・ホフマン氏だった。「パラグアイ代表のある選手が、あなたに今から会いたいと言っています。夜遅くにすいません。今すぐかけろと言われたので」。
エメリーさんは誘いを断って眠ったが、次の日に行動に出た。「マヌエルのことは、いつもインタビューなどを手伝ってくれていたから知っていたわ。次の日に、彼に『あれは誰なの』って聞いたら、『ミスター・アクーニャだよ』って答えたのよ」。非常識な深夜のお誘いに憤慨したエメリーさんは、事を公にした。スウェーデン、そしてパラグアイの新聞が「アクーニャの誘惑」を報じた。
だが、パラグアイ協会はこれを真っ向から否定。「アクーニャはそんなことをしていないと言っている。これは、(W杯1次リーグで同じB組の)スウェーデンから仕掛けられた陽動作戦だ」と反論した。英国やブラジルでも報道され、英国では「いかにもラテン系らしい」というトーンでアクーニャを「クロ」としているのに対し、「W杯は何でもあり」と考えるブラジルはどちらかと言えばパラグアイに同情的。欧州と南米の温度差も見えている。
誘ったのに誘っていないとアクーニャが言い張っているのか、コーディネーターが頼まれてもいないことをやったのか、エメリーさんの告発自体が虚偽なのか。すべて本当だが、パラグアイ協会が伏せようとしているのか。それとも、他に「第5の存在」があるのか。真相は今のところ明らかになっていないが、両国は15日に対戦する。
[2006年6月3日9時2分 紙面から]
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