このページの先頭



ここから共通メニュー

共通メニュー

ホーム > 2006年ドイツW杯 > 紙面から > ニュース



巨人阿部が千葉阿部へ激励/ビバW杯

 W杯メンバーから漏れた選手たちにとって、4年後の南アフリカ大会への戦いはもう始まっている。その1人、千葉のMF阿部勇樹(24)のもとに、意外なプレゼントが届いた。以前に対談をして面識のある、巨人の阿部慎之助捕手(27)からの激励メッセージ入りバットだ。

 「うれしいな、家宝にしますよ」と笑顔の勇樹だったが、込められたメッセージに表情が引き締まった。「悔しくて見たくないかもしれないが、W杯を目に焼き付けてほしい。WBCの時には、オレもテレビにかじり付いたから」。日本代表に選出された慎之助だったが、右肩の負傷で世界舞台に立てなかった。だが悔しさをバネに今季は打撃、リードともに好調を続けている。「ライバルがプレーを続けているんだから、W杯でオフ中も走り続けてほしい。お互い今度こそ、あの場所に立とう」と激励は締めくくられている。

 「本当にありがたい」と勇樹はうなずく。「体を緩めてはいけない、とは僕も思ってました。足りないところもたくさんあるし」。オフ中、千葉県内の施設でエアロビクスなどのトレーニングを行い、持久力アップに取り組むことを決めた。オシム監督の指導で運動量も増し、プレーの幅を広げたボランチが、さらにスケールアップを図る。

 控えめな勇樹だが、はっきりとW杯出場への意欲も口にした。「まずは2コ上の世代を超えないと」と、ボランチの大先輩中田英らをライバルに掲げる。「最初はすごいと思ったけど、最近ではまったくかなわないこともないと感じています」。競技を超えた友情も得て、阿部が次のW杯へ走り始めた。【塩畑大輔】

[2006年6月8日8時40分 紙面から]


最新ニュース

記事バックナンバー


ここからサイドエリア

 

このページの先頭へ

ここからフッターエリア