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トッティが賭けにも勝った/E組

<1次リーグ:イタリア2-0ガーナ>◇12日◇E組◇ハノーバー

 優勝候補イタリアが、試合にも賭けにも勝った。W杯初出場のガーナに2-0で快勝し、6大会ぶりVへ好発進した。前半40分、MFピルロのゴールで先制。後半38分には、ガーナDFクフォーの中途半端なバックパスをFWヤクインタがさらい、試合を決める2点目を挙げた。

 試合の2日前、MFトッティ、デロッシ、スカーラ氏(トッティの個人兼代表トレーナー)は、クフォーと1人1000ユーロ(約14万5000円)の賭けをした。ガーナは「引き分け以上で勝ち」というハンディ付き。カンナバロは相手MFアッピアと、プラズマテレビをかけた。結果はイタリア勢の総取り。クフォーは「僕の家族、我が国、アフリカにとって悲しい夜だ」とうなだれたが、背負っていたのは敗北の悲しさだけではなかったようだ。

 イタリアサッカー界は揺れに揺れている。ユベントスが不正に担当審判を操作したことに端を発し、GKブフォンは不正ギャンブル疑惑で事情聴取を受けた。トッティは「スキャンダルは、チーム外のものとして考えたい。今はW杯だけのことを考える」。雑念を振り払ったかと思ったら、こんな賭けが発覚した。イタリアは強さだけでなく、金との切っても切れない縁を見せつけてしまった。

[2006年6月14日9時27分 紙面から]


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