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誤審に救われた韓国/G組

後半36分、韓国MF朴智星(左)は同点ゴールを決める(AP)
後半36分、韓国MF朴智星(左)は同点ゴールを決める(AP)

<1次リーグ:フランス1-1韓国>◇18日◇G組◇ライプチヒ

 韓国が「誤審」にも助けられてフランスと1-1で引き分け、勝ち点を4に伸ばした。1点を先制されて迎えた前半31分。右CKから、中央でビエラにヘディングシュートを打たれた。GK李雲在の体はゴールラインの中。右脇に向かって飛んできたボールを、右手でかき出した。ボールはラインを越えていたように見えた。その瞬間、韓国のテレビ局MBCで実況解説した元韓国代表監督の車範根氏は、言葉に詰まってコメントが続かなかった。

 当然のように、フランスは「幻のゴール」に怒った。試合後、フランスのドメネク監督は「2点目が入ったのに、審判に見過ごされてしまった。あれが分岐点だ」と激高。先制したアンリも「主審はビデオを見て反省してほしい」と吐き捨てた。レキップ紙は「公平でないミスジャッジでゴールが拒否された」と大きく報じた。

 それでもピッチ上では、実力で勝る相手を、気迫で黙らせた。後半25分すぎからは「コリアン・タイム」。豊富な運動量を前面に出して再三、両サイドを突いた。中盤でことごとくこぼれ球を拾い、相手に休む間を与えなかった。韓国協会幹部は「試合後に文句を言うのはスポーツマンらしくない。もし前半0-2なら、韓国は後半さらに攻撃的にいってもう1点取ったはず」と反撃した。

 4年前は、アジア初の4強に勝ち進んだが「判定に助けられた」ともいわれた。今回も、10年前の「マイアミの奇跡」を裁いたメキシコ人のアルチュンディア主審の笛に助けられた感はある。しかし韓国には、それをも上回る覇気と気迫がある。快進撃は、まだ続きそうだ。

[2006年6月20日8時41分 紙面から]


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