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オーウェン右ひざ重傷!今大会絶望で帰国

FWオーウェンは痛めた右足に靴を履かず松葉づえで空港に姿を見せた(AP)
FWオーウェンは痛めた右足に靴を履かず松葉づえで空港に姿を見せた(AP)

 イングランド代表が、エースFWを失った。同国協会は21日、FWマイケル・オーウェン(26)が故障のためチームから離脱すると発表。20日のスウェーデン戦で、開始51秒に右ひざをひねり、そのまま交代していた。今大会絶望で、すぐに英国に戻ってリハビリを開始する。試合は2-2で引き分け、B組1位通過を決めたが、チームに暗雲が立ち込めた。

 オーウェン、W杯欠場-。イングランド協会(FA)が、精密検査の結果を受けて発表した。ドイツを離れ、所属のニューカッスルで治療を開始することも決まった。FAのウェブサイトで、オーウェンは苦しい胸の内を明かした。

 オーウェン「このケガで食らったものは、とてつもなく大きい。W杯に出られないのだから。ケガした瞬間、これはまずいと直感した。あんなに早く交代するなんてがっかりだった」。

 ケガは、開始から51秒後、最初のプレーだった。パスを出した後の右足がつっかえ棒のようになり、ひざをひねった。両ひざを折り曲げ、倒れ込む。相手選手との接触もなければ、プレッシャーが掛かった場面でもない。ピッチからはい出して治療を受け、担架で運ばれた。

 オーウェン「ドイツにみんなを残して帰るなんて、悲しいし申し訳ない。でも、僕がいなくても成功をつかむと信じている。もちろん、試合は見るし、何からの形でサポートできれば…。できれば(決勝の)ベルリンまで」。

 昨年大みそかに、右足中足骨を骨折。5月下旬に復帰を果たし、急ピッチで調整してきたことが、不運を招いたのか。右足骨折から回復したルーニーが、先発に復帰し、昨年11月以来となる本来の2トップを組んだ直後、入れ替わるように負傷した。

 今大会に帯同しているFWは4人。次戦は、ルーニーとクラウチの2トップに戻す。残る控えFWは、先月の親善試合でデビューした17歳のウォルコットだけ。79試合36得点を誇るオーウェンの不在は、あまりに痛い。

 エリクソン監督はFAの発表を受け「年末からオーウェンは、運に見放されている。本当に残念だ。彼にとっても、チームにとっても痛い。マイケルのためにも、ドイツで成功を勝ち取りたい」と言った。決勝トーナメント1回戦、エクアドル戦は25日。落ち込んでいる時間はない。

[2006年6月22日9時2分 紙面から]


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