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クロアチア、監督の意図伝わらず/F組

<1次リーグ:クロアチア2-2オーストラリア>◇22日◇F組◇シュツットガルト

 冷静さを失った。後半40分、DFシミッチが2度目の警告を受けて退場。MFスルナは、主審を両手で突き飛ばした。ロスタイムに微妙な判定に怒ったクラニチャール監督は、給水ボトルを思い切り蹴飛ばし、ピッチの中に入れてしまった。「ウボイ! ウボイ! ザ・ナロード・スボイ!(戦え、戦え、民族のために)」。サポーターは最後まで野太い声を送り続けたが、夢破れた。

 開始2分で先制。決勝トーナメント進出が、頭をよぎった。クラニチャール監督は「最初に点が入って、選手たちが自陣に引いてしまった。そんな指示は出していないのに…」。オーストラリアとは対照的に、ベンチとピッチ内が一体になりきれなかった。98年3位の実績もあり、下馬評は低くなかったが、あえなく敗退。同監督は「日本と0-0で引き分けていなかったら、今日は引き分けで良かったかもしれないのに」と後悔していた。

[2006年6月24日8時32分 紙面から]


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