このページの先頭



ここから共通メニュー

共通メニュー

ホーム > 2006年ドイツW杯 > 紙面から > ニュース



ポルトガル激戦勝利も4強試練…/決勝T

<決勝トーナメント1回戦:ポルトガル1-0オランダ>◇25日◇ニュルンベルク

 大航海の荒波を乗り越えたイレブンが、肩を抱き合い勝利のダンスを踊った。最後は9人対9人となった激戦の、疲労も痛みも吹っ飛んだ。「こんなにうれしいことはない。今夜はポルトガルが何年も見せられなかった素晴らしい活躍だった」。フェリペ監督も満面の笑みで選手をたたえる。40年ぶりベスト8進出の歓喜に酔いしれた。

 ここまで7戦無敗の「オレンジキラー」ぶりは健在だった。前半23分。右サイドのMFデコからのパスを中央でFWパウレタが落とし、MFマニシェが右にDF2人をかわして右足シュート。04年欧州選手権準決勝でもオランダを沈めたボランチの1発が、止まったままの歴史を動かした。

 DFミゲルは「66年大会から40年目の今、僕たちが脚光を浴びるための条件は整っている」と目を輝かせた。だが優勝への大航海は嵐の連続だ。前半終了間際にMFコスティーニャが、後半33分には司令塔デコまで2度目の警告で退場。前半34分にはC・ロナウドも負傷交代しており、深い痛手を負っての勝利だった。

 それでも「船長」フェリペ監督は強気だ。準々決勝イングランド戦に向け「チームを組み立て直さなければならないが、それも監督の仕事。出場停止になる選手の穴は埋めてみせる」。W杯後の代表監督オファーを蹴ったイングランド戦という因縁もある。「ポルトガルは、たゆまぬ努力と温かい親しみを与えてくれた。今回は66年の成績を超えたい」。その言葉には強い信頼があった。

 「仲間の力を信じている。調子は最高だから(準決勝以降の)僕の出番をつくってほしい」とデコ。傷だらけの船でも固い結束で、まずはイングランドをたたいて試練を乗り切る。決勝という未知の世界へたどり着くまで、ポルトガルの大航海は終わらない。【西尾雅治】

[2006年6月27日9時55分 紙面から]


最新ニュース

記事バックナンバー


ここからサイドエリア

 

このページの先頭へ

ここからフッターエリア