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シェフチェンコ悔いなし/準々決勝

試合後、イタリアサポーターにあいさつするシェフチェンコ(撮影・宇治久裕)
試合後、イタリアサポーターにあいさつするシェフチェンコ(撮影・宇治久裕)

<準々決勝:イタリア3-0ウクライナ>◇30日◇ハンブルク

 FWシェフチェンコの表情には、やり終えた充実感さえあった。ウクライナのサポーター席へ先頭に立ってあいさつ。その後、1人だけイタリア側の観客の前にも行き、手を振って頭を下げた。自然と涙が浮かんでいた。

 7年間プレーしたイタリアに特別な思い入れがあった。ACミランの僚友ピルロとは試合前日に連絡を取り合い、健闘を誓い合った。セリエAでしのぎを削ったカンナバロとの対決にも燃えた。0-3の試合終了間際には、マルセイユルーレット(ボールを軸に反転するフェイント)で2人を抜き去り、意地を見せた。

 5月初旬に左ひざを負傷。リハビリ中にチェルシーと4年66億円で契約し、気分一新して臨んだ初のW杯だったが、肝心の体調は万全とはいかなかった。「勝つためには全力を出すだけでなく幸運も味方しないといけない。唯一の慰めはイタリアの友人たちに負けたということ」と、悔いはなかった。

 初出場で8強入りの快挙が色あせることはない。「僕のウクライナは胸を張って大会から去ることができる」。英雄ブロヒン監督のもと母国の未来に希望の光をもたらせた。次はプレミアで新たな挑戦が始まる。【西尾雅治】

[2006年7月2日8時37分 紙面から]


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