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フランスVパターン!対伊28年間無敗

前半33分、先制のPKを決めるフランスMFジダン(撮影・宇治久裕)
前半33分、先制のPKを決めるフランスMFジダン(撮影・宇治久裕)

 フランス代表のVパターンにはまった。準決勝のポルトガル戦でMFジダンが決勝PKを決め、イタリアと決勝で対戦するのは、優勝した00年欧州選手権とまったく同じ。しかも、イタリアには78年を最後に28年間も負けていない。かつては62年間勝てなかった宿敵も今や「お得意様」だ。なお、決勝のジャージーはイタリアが青、フランスが白に決まった。

 W杯史上初めて、青をチームカラーとし、愛称としているチーム同士が決勝を戦う。「レ・ブルー」ことフランスと「アズーリ」ことイタリアとの対戦は、フランスが劇的な逆転優勝を果たした00年欧州選手権決勝以来6年ぶりだ。

 ポルトガルとの準決勝でジダンが決勝PKを決めて勝ち、決勝でイタリアと対戦する。これは00年当時とまったく同じで、「デジャビュ」のような展開。通算対戦成績では7勝8分け17敗(PK戦は引き分け)と分が悪いが、最後に負けたのは78年W杯。以後28年にわたって負けておらず(4勝2分け)、イタリアアレルギーも今や昔だ。

 ポルトガル戦のスタンドには、「レ・ブルー」をもじった「レ・ビュー」という横断幕があった。意味は「ベテラン」。98年W杯と00年欧州選手権に優勝し、さらに円熟味を増したジダンらの世代に対する、尊敬を込めたフレーズだった。

 その1人であるDFテュラムは「W杯でプレーをしている我々は、子供の夢の世界の中のようだ。自分は34歳だが、10歳の子供がW杯をを眺めているような気持ちで満たされている」と話した。成熟してもなお、フレッシュな気持ちを失わない青きベテランたちが、8年ぶりの王者を目指す。

[2006年7月7日8時58分 紙面から]


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