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出番なし遠藤の「寂しさ」/ビバW杯

 G大阪MF遠藤保仁(26)は、静かに耳を傾けていた。6月22日ブラジル戦の後、日付が変わった深夜2時。ボン宿舎の食堂で遅い食事を前にした解散式。「もうジーコさんとやることはない。次にまた代表に選ばれるかも分からない。やっぱり寂しさがあった」。

 ジーコジャパンの「最後の晩餐」。まずジーコ前監督から別れのあいさつがあった。「結果は残念だったが、4年間ありがとう。サッカーをしていれば、またどこかで会える」。次に主将のDF宮本が「こういう敗戦だから難しいけど、次の1歩を踏み出していこう」。神妙に話を聞く選手もいた。すでに食事に手をつけている選手もいた。時間にしてわずか5分。「欧州に残る人もいたし(全員がそろうのは)あの場しかなかった。こういうものだろうと思ったけど、多少の寂しさもあった」。4年間はあっけなく終わった。

 フィールドプレーヤーで唯一、出番なし。紅白戦のサブ組でも本職ではないリベロだった。「出たい気持ちは強かった。世界最高の試合だったから」。補欠登録だったシドニー五輪よりもピッチに近かった分、悔しかった。「あんな嫌な経験はしたくない。世界最高の試合でピッチに立ちたい。オシムさんが走れと言えば走る。代表であり続けたい」。帰国後、G大阪に合流、2日目の5日にはもう練習試合に出た。新しい4年間は始まっている。【益田一弘】

[2006年7月8日8時9分 紙面から]


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