このページの先頭



ここから共通メニュー

共通メニュー

ホーム > 2006年ドイツW杯 > 紙面から > ニュース



トッティ最後の代表戦へ集中モード

 ラストダンスは、ジダンだけでない。イタリア代表MFトッティも、これが最後。準決勝ドイツ戦後「決勝は最後の代表戦になるのでいい試合をして終わらせたい。90%は代表から引退する」と言った。現役引退のジダンと事情は違うが、最後にかける思いは負けていない。

 8日午前、合宿地のデュッセルドルフで最後の調整を行った。当初はベルリンに移動し、スタジアムで練習する予定だったが、降り続く雨の影響で使用不可に。条件はフランスと同じだが、合宿地にとどまることで、晴天の下で体を動かすことができた。最後はFK練習で締めくくり。取材エリアでは「明日を待って」とだけ言い残し、集中モードに入った。

 大会のMVP候補からは外れた。ゴールは、オーストラリア戦のPKだけ。しかし、渋い仕事をしている。枠内シュート数は、ドイツ代表FWクローゼの最多12本に次ぐ11本。アシストランクでは、アルゼンチン代表MFリケルメの4に次ぐ3アシストで2位。アシスト王のタイトルこそ公式にないが、トップ下として優勝に花を添えられる可能性がある。

 家族も、トッティのサポートに全力を注ぐ。イラリー夫人は、決勝トーナメント1回戦ウクライナ戦で勝った後、報道陣と話をしないことを決めた。イタリアでは、夢や目標を口にしてしまうとかなわない、と言われるため験を担いだ。決勝には、昨年11月に生まれた長男クリスティアン君を連れてくる。一家を挙げての戦いになる。

 チームは、6試合をこなして、オウンゴールによる1失点だけ。守備は堅い。1-0は、まさにイタリア代表を象徴するスコアになる。トッティが仕掛けて、フランスから1点をもぎ取れば、自然と勝利は近づいてくる。ジダンの引き立て役では、終われない。【佐々木一郎】

[2006年7月9日9時55分 紙面から]


最新ニュース

記事バックナンバー


ここからサイドエリア

 

このページの先頭へ

ここからフッターエリア