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英国で総スカン、C・ロナウドを放出も

 W杯準々決勝イングランド戦で、FWルーニーを退場に追い込んだポルトガルMFクリスティアーノ・ロナウド(21)が、マンチェスターUから放出される可能性が出てきた。英紙サンが報じた。ダーティーなプレーでイングランドを敗退させたことで、英国内からは総スカン状態。クラブのフロント陣は在籍させることがクラブの損害になりかねないと判断しているという。

 今や英国最大のヒールとなったC・ロナウドの処遇にマンチェスターUが頭を悩ましている。「あんなヤツとは2度とプレーしない」と怒るルーニーをファーガソン監督が諭し、仲直りメールを送らせたが効果なく、同監督はさらなる仲直り案を思案中。チームの将来を担う若手2人を、何とか和解させようと必死だ。

 しかし焦る監督をよそに、フロント陣の反応は冷ややかだ。その裏には英国民の嫌われ者を在籍させることが、クラブの損害にしかならないという考えがある。新シーズンを翌月に控える大事な時期に、クラブイメージを大きく損ねかねない存在を置いておくくらいなら、売ってしまえばいいという発想もある。

 それほど現在の立場は悪い。FIFAヤングプレーヤー賞のインターネット投票では、途中まで21万290票で首位だった。ただサン紙が「C・ロナウドに投票するな運動」を展開。その効果からか、エクアドルMFバレンシアに投票が集中。結局ふたを開けてみれば、バレンシアが33万1243票を集め逆転の首位。C・ロナウドは3万票しか伸びず2位に終わった。

 W杯期間中に、契約が10年まで残っているにもかかわらずRマドリード移籍を希望する発言までした。その揚げ句、ルーニーとイングランドを絶望に追い落とした。「審判にアピールはしたが、レッドを出せとは言ってない」と開き直る態度も火に油を注ぐ。大会前にはFWファンニステルローイとの大げんかで内紛を招き、ルーニーとも遺恨を残した。監督は是が非にでも残留させたい意向だが、先行きはまったく不透明だ。

[2006年7月9日8時34分 紙面から]


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