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フランスの突貫小僧リベリー

 フランスの突貫小僧といえば右サイドのMFリベリーだ。決勝トーナメント1回戦のスペイン戦では、MFビエラとのパス交換で一気に前線のFWアンリを追い越して抜け出し、鮮やかに同点ゴールを決めた。

 最終選考の23人目をアネルカ、ジュリと争い、23番目の男として代表入り。「ル・バンテトロワジエム(ザ・23)」と称された。その姿は、90年イタリア大会で「イル・ベンティドゥエシモ(ザ・22)」と言われ、得点王に輝いたイタリア代表FWスキラッチと重なる。

 2歳時に父親の運転する車が事故に遭い、路上に投げ出された際についた顔の傷が、逆に世界へ名を売るキッカケにもなった。準決勝ポルトガル戦後には「決勝進出は、まだピンとこない」と話した。今大会のラッキーボーイは優勝を決めた時、初めて真の喜びを実感することになるはずだ。

[2006年7月9日7時46分 紙面から]


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