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最少失点優勝の記録更新なるか

 「最強の盾」同士が激突する。6試合で2失点のフランスは98年W杯に続く史上2度目の最少失点優勝、同1失点のイタリアは史上最少失点優勝記録の更新がかかっている。

 フランスの守備陣はGKバルテズを除く4バック+ダブルボランチの6選手が、フランス、イタリア、プレミア、ブンデスリーガでW杯前のシーズンで優勝。堅守による勝利への方程式を熟知している。MFビエラは「イタリアは強敵だが、スペイン、ポルトガル、ブラジルを倒してきた」と攻撃力に優れた強豪国を封じてきた自信を強調する。

 イタリアは右太ももを痛めたDFネスタの離脱にもかかわらず、失点は米国戦のオウンゴールによる1失点だけ。4戦連続完封中と揺るぎない。GKブフォンは453分無失点を続けており、90年大会でイタリアGKゼンガが記録した517分無失点のW杯記録まであと64分。175センチと小柄だが、空中戦、地上戦と鬼神のような守りを見せるDFカンナバロは決勝戦がメモリアルの代表通算100試合目だ。リッピ監督は「あの位置(センターバック)では彼が今大会NO・1」と絶賛する。

 「槍(やり)」で打ち破られるわけにはいかない。両守備陣にとって、わずかなほころびも許されない戦いになる。【広重竜太郎】

[2006年7月9日7時47分 紙面から]


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