C・ロナウド英国との決別を宣言

- フリンクス(左)をかわしドリブル突破を図るC・ロナウド(AP)
ポルトガルMFクリスティアーノ・ロナウド(21)がマンチェスターUだけでなく、英国そのものとの決別を宣言した。「グレーザー会長もファーガソン監督も、オレを守ってくれなかった。もうここでの未来は考えられない」。あらためて退団とスペインへの移籍を志願した。
準々決勝のイングランド戦でFWルーニーを退場に追い込み、今大会最大のヒールとなった。ドイツとの3位決定戦、プレーでは持ち味を発揮した。後半38分、無回転のFKでカーンを慌てさせ、前半37分には、トリッキーなパスを繰り出した。「今大会の成果には満足しているし、ポルトガルの人々に喜びをもたらしたことは評価されていい」と満足げに大会を振り返った。しかしこの日も大ブーイングを浴び、逆風は収まっていない。
しかし今後は不透明だ。イングランドは安住の地ではなくなった。チェシャー州にある自宅の窓は心ないファンに割られるなど、身辺に危険すら迫っている。移籍先は「行きたいところは1つだけ」とRマドリードを挙げた。メンデス代理人も移籍へ向け動いている。準決勝フランス戦敗退後にはルーニーから「もう過去は水に流そう。一緒にプレーしたい」と電話が来た。それでも「スペインでプレーできればいい」と言い続けるC・ロナウド。心の中に、もう英国はない。
[2006年7月10日9時4分 紙面から]
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