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DFの大会総括!本紙MVPはカンナバロ

 幕を下ろしたW杯ドイツ大会の総括として、日刊スポーツおよび各評論家が「最優秀選手(MVP)」「ベストイレブン」「期待外れの選手」という“各賞”を選出した。1試合平均得点2・30は90年イタリア大会の2・21に次ぐ低水準という大会を反映し、日刊スポーツでは、MVPにイタリア代表DFカンナバロ、期待外れの選手にオランダ代表FWファンニステルローイを選出し、ベストイレブンのシステムは4-5-1を採用した。

 FWが期待を裏切り、DFとGKが期待以上に活躍し、MFはほぼ予想通りだった。1試合平均得点2・30という大会をシンプルに総括すると、そういうことになる。得点王のFWクローゼも5ゴールにとどまった。66年大会以降に生まれた得点王はすべて6ゴール以上だったため、62年大会以来の低水準だった。

 こうした状況を考慮すれば、最優秀選手は守備的なポジションから選ばれるべきだろう。イタリアDFカンナバロを評価したい。大会最長タイの690分間プレーし、31回ものタックル(全体5位)を仕掛けながらも、警告は0。失点も2しかなかった。こうした実力面の評価のほか、チームの主将という重責、代表キャップ100試合目が決勝だったという運も加わり、MVPにふさわしい。

 ベストイレブンも、守備的だった大会を反映するように、FWを得点王のドイツ代表クローゼ1人だけにした。4-5-1システムは決勝進出の両チームも採用していたシステムで、大会を象徴するものだったといえる。

 5人のMFにはアシスト王(4アシスト)のアルゼンチン代表リケルメをトップ下に配置し、右にリベリー(フランス)左にC・ロナウド(ポルトガル)というドリブラーを並べた。ボランチは攻めのかじ取り役であるイタリア代表ピルロと、徹底した守りを見せるフランス代表マケレレが入る。守備の面では、センターバックにカンナバロとフランス代表テュラム、GKにブフォンと、ユベントス・トリオが顕著な活躍を見せた。サイドバックは右がポルトガル代表ミゲルで、左がドイツ代表ラームというフレッシュな顔ぶれだ。

 最も期待を裏切ったのはオランダ代表FWファンニステルローイ。世界屈指のストライカーと言われながら、不調に精神的な不安定が重なって、決勝トーナメント1回戦ではベンチに座ったまま敗れた。ファンに姿を見せることもできなかったのは、これ以上ない屈辱だろう。

[2006年7月11日9時31分 紙面から]


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