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ジダンMVPはく奪も、FIFA会長示唆

 国際サッカー連盟(FIFA)のゼップ・ブラッター会長(70)が12日、W杯ドイツ大会でフランス代表MFジネディーヌ・ジダン(34=Rマドリード)が獲得した大会最優秀選手(MVP)賞をはく奪する可能性を示唆した。決勝のイタリア戦で、DFマテラッツィに頭突きをして退場処分を受けた行為を問題視したもの。また、一時体調を壊していたジダンの母マリカさんが退院し、マテラッツィに対し辛らつな言葉を乱発した。

 一瞬の怒りに身を任せた愚行が、キャリア最後の栄冠まではく奪されかねない危機を招いてしまった。ブラッター会長は、イタリア紙レプブリカの取材に対し「FIFA理事会は(ジダンの行為を)スポーツの精神に反するものだと判断した場合、MVPをはく奪する権利と義務を持つ」と明言した。

 ジダンは決勝戦以降、コメントを発していないが、気持ちの整理がつき次第、口を開くという。FIFAもそれを待って調査に乗り出す予定だが、同会長は「ジダンが正しいかどうか証明されるまでは無実だと思っている」と話し、調査の結果が出てから最終決断を下す意向だ。

 当初、ジダンの愚行に対して猛烈な批判が浴びせられた。だが現在は、マテラッツィが発した、病気入院していたジダンの母への人種差別を含む暴言が原因ではないかとされ、擁護論が多くを占めている。同会長も「彼の行為が真実だと考えてしまうと、私も傷ついてしまう」と話しているほどだ。

 それでもジダンの行為が「有罪」となれば、会長としてつらい判断を下さざるを得ない。最悪の場合、ジダンには「W杯MVPをはく奪された史上初の男」という汚点がつくことになる。

[2006年7月13日9時0分 紙面から]


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