20日両者事情聴取へ、マテラッツィ処分も
FIFAはジダンの発言を受け、20日にスイス・チューリヒのFIFA本部で両者から事情聴取することを決めた。聴取内容はマテラッツィの発言に関するもので、規律委員会が両者と個別に面談する。試合中に何ら処分を受けていないにもかかわらず、マテラッツィを処分する可能性をFIFAが認めた。「挑発した方にも処分を」というジダンの訴えが通じた形だ。
ジダンの告白から、マテラッツィの発言が人種差別にあたる可能性は低いものの、深刻で不適切なものと判断されれば出場停止処分などが下される可能性がある。FIFAは「まず18日までにジダンから文書の提出を求める。そのコピーをマテラッツィに見せた上で20日に両者を呼んで話を聞く」と審理過程を説明した。
テレビ出演では、肝心の「何という言葉を言われたか」について明らかにしなかったジダンだが、マテラッツィの処分を望んでいるだけに、聴取の際には包み隠さず話すものとみられる。ジダンはW杯限りで引退しているため、自身が出場停止となっても直接的な影響はない。一方のマテラッツィが出場停止となれば、W杯決勝の再現となる9月の欧州予選が対象になる。
[2006年7月14日8時11分 紙面から]
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