カズ魂継承!背番「11」は巻

- メガネをかけ国内最終合宿地に入った巻(撮影・宇治久裕)
日本代表FW巻誠一郎(25=千葉)が「出世番号」を手に入れた。17日、日本代表のW杯での背番号が発表され、巻は栄光の背番号11をつけることが決定した。98年W杯フランス大会ではMF小野、02年W杯日韓大会ではFW鈴木が11番を担って活躍し、後に欧州移籍を実現。かつてはFWカズ(現横浜FC)の代名詞だった背番号で、巻はゴールを誓った。また、一部の欧州クラブ所属選手を除く20選手がこの日、国内最終合宿が行われるJヴィレッジ(福島県)に集合した。
日本の魂が、巻の背中に宿る。巻はこの日、合宿地に移動するためのJR上野駅で報道陣から「背番号11」に決定したことを知らされた。「エッ?」。これまでの36番からの昇格。重みのある番号に驚きを隠せなかった。98年W杯では最年少出場の小野がわずか11分間ながら好プレーを演じ、02年W杯では鈴木が初戦のベルギー戦で初得点をマークした際に背負っていた。その活躍が世界を駆け渡り、後に欧州移籍まで果たしている。縁起のよさを知ると「僕も是非ゴールしたいですね」と気持ちを高ぶらせた。
千葉では18番。11番を背負うのは駒大時代の大学選抜チームでつけて以来になる。W杯ではメンバー人数の23番までしか認められていないため、24番以上の選手は変更されることとなった。代表スタッフが空いている番号に、FW陣では高原を9番、玉田を20番、そして巻を11番に当てはめ、最終的にはジーコ監督の了承を得て、決定した。 かつて11番はカズの象徴とも言うべき番号だった。日本を初のW杯へ導くための戦いの先頭には、いつもカズの姿があった。だが94年W杯米国大会は「ドーハの悲劇」で念願の出場を逃し、98年W杯フランス大会では「ニヨンの衝撃」で直前に失意の落選。「11 KAZU」はW杯の舞台に立てなかった。「11番はカズ? みんなそういうイメージはあるでしょうね」と先代の存在感を感じている。ドイツW杯での巻の活躍が、11番に新たなイメージを塗り替えることになる。
一心不乱に走り続ける姿に変わりはない。「背番号でサッカーをするわけじゃないし、こだわりはない」と冷静さも見せた。がむしゃらに戦うことで成功を収めてきた。巻の不屈の姿勢が11番に栄光をもたらす。【広重竜太郎】
[2006年5月18日9時32分 紙面から]
最新ニュース
- クロアチア代表始動!まず批判との戦い [18日08:36]
- 久保が元気に練習再開 [18日08:38](写真あり)
- ジーコ監督悲痛、臓器移植彩花ちゃん急死 [18日09:26](写真あり)
- 中田「決勝T勝つ」カズに決意明かした [18日09:33]
- カズが巻にエール「W杯楽しんで欲しい」 [18日08:30]
- 予定未公表なのに…Jヴィレッジに500人 [18日08:35]
- 18戦不敗の幸運犬ロンメル君、渡独遅れる [18日08:33]
- 俊輔「外れた選手思うとつらい」 [18日08:30]
- 独代表DFラーム全治2週間 [18日09:09]
- 稲本レギュラー再奪取へ万全 [18日08:39](写真あり)
- ジダン不満さよなら弾/スペイン [18日09:32]
- 中沢漫画化「懐かし」ブラジル留学時代 [18日08:31]

