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田中左太もも痛を再発、代役に茂庭を召集

28日の練習でDF田中は左足を上下させ違和感を訴えるようなしぐさを見せる
28日の練習でDF田中は左足を上下させ違和感を訴えるようなしぐさを見せる

 傷心旅行のさなかに一転、思いもしなかったドイツ行きの朗報が入った! 東京DF茂庭照幸(24)が、左太もも痛を再発したDF田中誠(30=磐田)に代わってW杯日本代表に緊急招集されることが30日、分かった。この日、日本協会が所属クラブに招集の連絡を入れた。代表落ちが決まっていた茂庭は現在、ハワイで休暇を取っているが、31日にも帰国し、早ければ6月1日にドイツへ出発することになった。

 傷ついた心をいやす旅行先で一転、「吉報」がもたらされた。茂庭のもとに、代替招集の連絡が入った。緊急帰国する便とともに、ドイツへ向かう便を急きょ手配した。あまりにドタバタした招集劇だったが、15日遅れのW杯代表入りのニュースの前には、どんな面倒なことも平気だった。15日の代表発表で落選し、17日のナビスコ杯浦和戦後、「傷心旅行に行ってきます」と、オフとなってしまった期間を利用して、ハワイにリフレッシュ旅行に行くことを明かしていた。

 茂庭は身体能力の高さをジーコ監督から評価されていた。03年10月のチュニジア戦で代表デビューし、柳沢のゴールをアシストしている。04年アテネ五輪代表としては、オーバーエージのMF小野、DF駒野に続くW杯代表入りとなる。

 アテネ五輪では、イタリア代表FWで今回のW杯にも出場するジラルディーノに、完膚なきまでにたたきのめされた。豪快なゴールも決められた。「今まで戦ったFWの中で、絶対にかなわないと思ったのは、ジラルディーノが初めてだった。W杯には、あんなクラスの選手がゴロゴロいるんでしょうね」と、W杯出場を楽しみにしていた。組み合わせ決定後は、ブラジル代表MFロナウジーニョのドリブルの癖などを個人的に研究するなど、出場への意欲は高かった。

 国際サッカー連盟(FIFA)は15日にメンバー登録を締め切った。だが、医学上の理由に限っては、各チームの初戦24時間前に、診断書を添えてメンバーを変更することが可能。日本の場合、12日午後3時(現地時間)にオーストラリア戦が開始されるため、11日午後3時まで変更が可能。3回目のW杯出場で初めて「入れ替え」の悲喜劇となった。

 日本代表は3バックの場合、宮本、中沢、坪井がレギュラーとして出場することが予想され、田中は控えだった。代替招集された茂庭も控えとしての立場になりそうだ。だが、明るい性格から、ムードメーカーとしての働きが期待される。また、背番号は田中の「2」をそのまま引き継ぐことになる。

[2006年5月31日8時24分 紙面から]


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