豪戦へ2万人サポーターが後押し

- サポーターのメッセージが記されたビッグフラッグ(撮影・蔦林史峰)
オーストラリア戦に向けカウントダウンに入った日本代表を、約2万人のサポーターが後押しする。同代表が使用するボン市内の競技場バックスタンドに、ビッグブルーフラッグ(縦2メートル×横3メートル)約40枚が張り出されることになった。今年1月に始まったジーコジャパン応援プロジェクトの一環として、全国のサポーターが応援メッセージを同フラッグに書き込んできた。約2万人の激励を力に変えて、ジーコジャパンは最後の調整に入る。
ジーコジャパンが心強い「援軍」に見守られて最終調整に入る。今日7日、日本代表の練習場が様変わりする。30段の石段でできた幅約80メートルのバックスタンドに、約2万人の応援メッセージが書き込まれた巨大なブルーフラッグが40枚も掲げられる。
W杯のルールで代表スポンサーの看板などは初戦の5日前に撤去される。そこにブルーフラッグを差し替える。日本協会関係者は「約40枚を張り出す予定にしています。雨が降るとメッセージがにじんでしまう可能性があるので、当然、天候を見ながらの作業にはなりますけど。楽しみにしていてください」と話した。
日本協会は今年1月から日本代表を応援する企画を立ち上げた。その1つとして2月の親善試合フィンランド戦前から、日本中のファンから応援メッセージを集めてきた。3カ月間で約2万人が書き込んだ。中にはWBCを制したソフトバンクの王貞治監督の「目指せ世界一」という激励メッセージもある。
徹底して非公開を貫いたトルシエ前監督とは対照的に、ジーコ監督はサポーターの力を戦うエネルギーに変えてきた。5月の福島合宿では練習も公開。1日最高2万3000人の観客を集めた。ジーコ監督は「選手もやりがいがある。自分たちのことを期待してくれる責任もある。ちゃんとした仕事をしないといけない」と話していた。
熱い応援メッセージに囲まれながらの最終調整は、W杯へ向けたモチベーションアップにもつながる。「いろんな方に応援していただいて、後押ししてもらっている。そういう方々のためにも勝ちたい」とDF駒野。約2万人の無言の応援を受けて、ジーコジャパンがW杯へ出陣する。【岡本学】
[2006年6月7日8時45分 紙面から]
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