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俊輔「次は勝つしかない」/F組

後半、FKを蹴る中村
後半、FKを蹴る中村

<1次リーグ:日本0-0クロアチア>◇18日◇F組◇ニュルンベルク

 MF中村俊輔が、2試合連続得点を逃した。前半33分、ゴール中央25メートル地点で得たFK。距離も位置も、得意とするポイントだった。壁は5枚。迷わず左足をこすり上げ、ゴール左隅を狙った。手応え十分。ボールは狙った場所へ飛んでいった。しかし、壁の左に立ち、GKの視野を邪魔した三都主のでん部に当たって方向が変わり、ゴールラインを割った。思わず両手を頭の後ろに回して苦笑いした。

 体調は思わしくなかった。風邪をこじらせ、チームでは唯一、長袖で会場入りした。試合後は、体調管理できなかったこと、司令塔としてチームを勝利に導けなかったことを反省した。「加地や三都主が頑張ってくれたので、それを生かしたかった」。少ないボールタッチでゴールに向かうことを優先し、サイドにボールを散らすパスが減っていた。

 「次は勝つしかない。相手がブラジルうんぬんじゃない。勝つサッカーをしたい」。ブラジルに勝つことは簡単ではない。しかし「背番号10」の責任がある。当初、思い描いた「ブラジル戦は試合を楽しみたい。そこで何かを得たい」と語っていたことは、ある意味できない。どんな形でもいい。勝ち点3を奪いにいく。

[2006年6月19日9時22分 紙面から]


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