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オシム氏に五輪代表総監督もオファー

 日本サッカー協会は次期日本代表監督として白羽の矢を立てたJ1千葉オシム監督(65)に、五輪代表の総監督のオファーも出す。10年W杯へ向けて新たな黄金世代の育成を託すため、五輪総監督との兼任を依頼する方針で、田嶋幸三技術委員長が26日に渡欧し、最終交渉をスタートさせる。来年7月のアジア杯までの1年契約になりそうだ。

 若きイレブンで、4大会連続のW杯進出を目指す。日本協会の川淵キャプテンは「弱い千葉をあれだけ魅力のあるチームにしたから」とオファーを出した理由を説明した。北京五輪世代のDF水本、MF水野ら若手を千葉の主力として育て上げ、伸び悩んでいたMF阿部、FW巻を代表選手にした手腕を高く評価した。

 そのためオシム監督には五輪総監督も兼任してもらう。10年W杯南アフリカ大会は、中田英、中村、小野ら黄金世代がそろって30代に突入する。経験だけで過酷な世界の壁に挑むには限界がある。この4年間は若い才能を育て、A代表に昇格させることが大命題になる。同キャプテンは「五輪総監督の兼任に関しては全面的に協力してくれると聞いている」と話した。

 当初は若手育成システム・JFAアカデミー設立時に助言をもらったフランス人のエメ・ジャケ氏に監督就任を打診したが、断られた経緯がある。オシム監督との契約は来年アジア杯(インドネシアなど4カ国開催)までの1年になる見込みだが、結果次第ではその後の3年間も同監督に指揮をお願いすることになる。

 田嶋技術委員長は「W杯前に千葉でオシム監督に会って話をしました。来週から僕がヨーロッパに行って話を進めると思います」と話した。26日には同監督の実家のあるオーストリアで本的な交渉を開始。7月初旬までには契約を済ませる予定で、8月9日の親善試合(国立、相手未定)が初陣となる。【盧載鎭】

[2006年6月25日9時31分 紙面から]


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