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南ア大会へオシムボーイズは走り負けない

 システムをあえて崩す。それが千葉を強豪クラブに変えたオシムのサッカーだ。日本代表のFW巻はこう説明する。「最終的には、ポジションとかぐちゃぐちゃですよね。でもそれでいい」。システムは4-4-2、3-5-2といった既存の用語で表現できない。

 「任務を責任もって遂行するのにたけている」(オシム監督)という日本人の特長を生かし、各選手にマーク相手を指示する。余るのは最終ラインのリベロ1人。残りは試合中、基本的に相手をどこまでも追いかける。そしてボールを奪った瞬間から、攻撃に転じる。位置によってはDFもゴールを狙い、FWでも最終ラインで守備をする。

 攻撃中も布陣は流動的。とにかくスペースを見つけて走る。その選手が動いてできたスペースに、違う選手が走りこむ。この繰り返しで、終始ポジションが入れ替わる。スルーパスにストッパーが飛び出す。ボランチが得点を量産する。そんな意外性が、千葉を面白く、強くしてきた。

 当然、選手たちには運動量が要求される。オシム監督は千葉就任当初から選手にひたすら走りこみを課して、オシムサッカーの下地をつくった。代表でも、運動量が豊富な選手を重用することになる。ポスト黄金世代は、タレント不在とも言われる。だが運動量と発想重視のオシムサッカーなら、魅力的で勝てるチームをつくることは可能だ。【塩畑大輔】

[2006年6月25日9時55分 紙面から]


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