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オシム日本誕生へ千葉後押し

 千葉が日本代表監督への就任要請を受けているイビチャ・オシム監督(65)をバックアップする。千葉の淀川隆博社長(55)は25日、日本サッカー協会の代表監督への就任要請に理解を示し、今後就任が決定した場合、兼任ではなく、今季後半戦を長男のアマル・オシムコーチ(38)を監督に昇格させて戦う方向性を示した。

 オシム監督への日本代表監督要請を、千葉が容認した。淀川社長は「オシム監督の意思を尊重することが第1」とした上で「ジェフとしては(同監督に)出て行かれると痛いが、日本のサッカーを考えると仕方がないという部分もある。気持ちは半分半分」と話した。仮に同監督が代表監督に就任した場合は「(千葉の監督は)アマル・コーチに交代して、はっきりした形で(後半戦を)戦った方がいいと思う」と話した。

 前日の日本協会川淵キャプテンの突然の発表は想定外だったという。「後から電話がかかってきて『話してしまった。申し訳ない』と言われたから驚いた」と振り返る。ただ、W杯前には打診があり、オシム監督には自ら「近々、正式オファーがある」と伝えた経緯もある。淀川社長は「世界的な知名度もあるし、日本でも素晴らしい監督として知れ渡っている。今はあの人が1番ということでしょう」と協会の考えにはある程度の理解を示した。

 ただしコーチやクラブのスタッフなどをオシム監督とともに代表に送り出すことには難色を示した。「チームがガタガタになってしまうからね。その辺は監督も分かっていると思うし、性格的にもそういうこと(引き抜き)はしないはず」と言う。千葉への影響を極力少なくしたい意向のオシム監督と、同監督の周囲もともに招聘(しょうへい)したい協会側との思惑は完全には一致しない。細部の詰めで監督就任決定に時間がかかる可能性も残っている。

[2006年6月26日9時49分 紙面から]


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