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オシム監督就任自体、千葉は想定内/解説

 ジーコジャパン帰国会見での川淵キャプテンの失言や、オシム監督との直接交渉など日本協会の強引な手法に、千葉サイドは強い不信感を抱き態度を硬化させた。両者の交渉は一見難航したように見える。だがオシム監督の代表監督就任自体には、当初から千葉は前向きだった。

 03年1月。祖母井GMはグラーツに出向き、オシム監督から来日への合意を取り付けた。実はその交渉の中で、すでに日本代表監督就任の可能性について語られていた。「監督のことですから、クラブで成績を残されると思う。その時は、必ず代表監督就任のオファーが来るはず」と祖母井GMは話したという。その後も同GMは「オシムさんが代表監督をしてくれたら、日本のサッカー界のためになる」と言い続けてきた。

 後任についても、準備は万端だった。「後任については、100%アマル・コーチ」と同GM。今年に入っても、Jクラブからトップチームの監督としてのオファーがあったが、断ってきた。つまり問題は、サポーターやスポンサーをいかに納得させるかだけだった。3者会談後、淀川社長はクラブ周囲への説明の必要性を挙げた。オシムジャパン誕生へ、必要な手順は残りあとわずかだ。【塩畑大輔】

[2006年7月2日8時21分 紙面から]


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