2006年06月14日
パスつなぐクロアチア守り易い
日本はクロアチアよりも初戦が1日早かったので、時間にして30時間、第2戦までの間隔が長い。この差は小さくない。それを生かせるように調整することが大事になる。アドバンテージを確実にものにすることが、勝つためにまず必要なことだ。
ジーコ監督は勝っているときはメンバーを変えないが、負けたときは何らかの変化を加えてチームに刺激を与える。相手が2トップなので、3バックは変えないと思う。1トップはオーストラリア戦の終盤にやったが、全然ダメだった。3-5-2の布陣は変わらないだろう。とすると、巻や大黒などを先発させて、FWを入れ替えてくるのではないだろうか。
オーストラリアは苦しいときはビドゥカにボールを集めるパワープレーをどんどん使ってきたが、クロアチアは作り上げてきたスタイルがある。パスをつないでくるはずなので、その方が日本は守りやすいはず。チーム全体で押し上げてくれば、カウンターも決まりやすいと思う。
最後の精神面だが、フランス大会の経験者としていわせてもらえば、大丈夫だと思う。終わったことにくよくよすることはなく、自然と切り替わるものだ。(日刊スポーツ評論家)
- 井原正巳(いはら・まさみ)
- 1967年(昭42)9月18日、滋賀県水口町生まれ。貴生川スポーツ少年団−水口中−守山高を経て筑波大入学。3年生だった88年に日本代表入りする。90年に日産自動車入社。以来、99年まで「ミスター・マリノス」と呼ばれ、横浜の一員として活躍。00年磐田を経て、浦和に移籍した。日本最多の123試合の国際Aマッチに出場した歴史的リベロ。98年フランスW杯出場。


