2006年06月15日
ラウルよりビジャ先発で正解
<1次リーグ:スペイン4-0ウクライナ>◇14日◇H組◇ライプチヒ
スペインはダイレクトプレーと縦への運動量を生かした。3点はセットプレーからだが、それを得るまでの展開が素晴らしい。球を奪ってから速く攻め、いい流れの時間帯にしっかりと得点につなげた。
FWビジャはPKも任されるのだから、大黒柱と認められたのだろう。体の切れから見ても、ラウルよりビジャの先発で正解だ。MFマルコス・セナも存在感を示していた。ブラジル生まれらしい独特の動きで、攻撃の起点となり、ドリブル突破を仕掛けたり、タメをつくったりして、攻撃に厚みを加えていた。
ベンチを見ても選手層は厚いし、これでH組1位突破は確実だ。ウクライナは中盤をつくれず、ロングボール一辺倒で、FWシェフチェンコの良さを引き出せなかった。それだけ、スペインの中盤が圧倒的に支配していたということだ。(日刊スポーツ評論家)
- 沢登正朗(さわのぼり・まさあき)
- 1970年(昭45)1月12日、静岡県富士宮市生まれ。上野小1年でサッカーを始める。東海大一(現・東海大翔洋)に進み全国高校選手権では86年優勝、87年準優勝。東海大では1年からレギュラー。87年にユース代表入りし、88年のアジア選手権と92年バルセロナ五輪予選で主将を務める。92年に清水入団。Jリーグ開幕の93年新人王、99年ベストイレブン。日本代表入りは93年で、94年の米国W杯予選と広島アジア大会、00年アジア杯に出場した。国際Aマッチ16試合出場3得点。


