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沢登正朗コラム

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2006年06月22日

ルーニー&クラウチでイングランド問題なし

 イングランドはオーウェンの離脱が不安視されるだろうが、僕はむしろルーニーとクラウチの2トップが今のチーム状態には最も適していると思う。速さや突破力という面でオーウェンとルーニーは重なるが、クラウチの武器は高さ。頭で落として、そこにルーニーや2列目、3列目が飛び出してくる攻撃パターンが計算できる。

 以前のイングランドは右サイドからの攻撃が持ち味だったが、今回は左サイドが多い。ベッカムが以前ほど縦に突破できず、右サイドバックの速さも足りない。だから、ベッカムがアーリークロスを多用することになる。ここでクラウチのようなポスト役がいるかいないかは大違いだ。

 実際にトリニダード・トバゴ戦は、ベッカムのクロスからクラウチの打点の高いヘッドで得点した。力強さのルーニーと、高さのクラウチの共存で攻撃バリエーションが増えるはずだ。(日刊スポーツ評論家)

沢登正朗(さわのぼり・まさあき)
 1970年(昭45)1月12日、静岡県富士宮市生まれ。上野小1年でサッカーを始める。東海大一(現・東海大翔洋)に進み全国高校選手権では86年優勝、87年準優勝。東海大では1年からレギュラー。87年にユース代表入りし、88年のアジア選手権と92年バルセロナ五輪予選で主将を務める。92年に清水入団。Jリーグ開幕の93年新人王、99年ベストイレブン。日本代表入りは93年で、94年の米国W杯予選と広島アジア大会、00年アジア杯に出場した。国際Aマッチ16試合出場3得点。

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