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ジーコ日本、最悪29発浴び完敗/親善試合

悔しがるジーコ監督(撮影・蔦林史峰)
 悔しがるジーコ監督(撮影・蔦林史峰)

<国際親善試合:米国3−2日本>◇10日(日本時間11日)◇米サンフランシスコ・SBCパーク

 【サンフランシスコ(米カリフォルニア州)10日(日本時間11日)=岡本学、西尾雅治、広重竜太郎】ジーコジャパンがW杯イヤー初戦に完敗! 米国遠征中の日本代表は同日、当地のSBCパークで世界ランク7位の米国(日本15位)と親善試合を行った。前半はW杯へ向けたオプションの1つとしてテストした3−6−1のシステムで臨んだが、シュート17本を浴び2失点と機能しなかった。後半はシステム変更して3点ビハインドから1点差に詰め寄ったが、92年以降ワーストとなる計29本のシュートを浴びるスコア以上の完敗だった。

 ボールを持った日本選手があっという間に相手に囲まれる。前線へ出したパスは簡単にカットされる。ディフェンスラインはじりじりと後退し、前半10分すぎから日本はシュートの雨を浴び始めた。同24分にポープに先制点を浴びる。39分には左サイドから素早いパスワークで中央を切り裂かれて2失点目失。前半終了まで米国の波状攻撃を受け続けた。

 ジーコ監督は「前半の途中でパタッと動きが止まった。あと2点取られても仕方がなかった」と前半を厳しい表情で振り返った。結局、前半は加地のシュート1本の日本に対して、米国は17本。データの残る92年以降最悪となる29本のシュートを浴びた。後半に2点を返して2−3にしたが、スコア以上の完敗だった。

 W杯へ向けたオプションとしてジーコ監督がテストした3−6−1のシステムが機能しなかった。1トップの久保にボールが収まらず、サイドへの展開もできない。体力トレ中心に練習を積んだ疲れからか動きの鈍い日本は、1カ月以上前から体を動かし万全で臨んできた米国に体を寄せられ、苦し紛れのパスを連発。球がつながらず、1対1の競り合いにも負けた。

 宮本、中沢、田中の3バックに加地、三都主の両サイドを加えた5選手はジーコジャパン60戦中15試合に同時先発している。宮本が「相手のスピード、パワーを感じるのは大事。慣れることで学んでいけばいい」と振り返ったように、仮想オーストラリアの米国に、「熟練」の守備陣がパワーとスピードで圧倒された。

 ジーコ監督は3−6−1のシステムについて「今日の試合だけで、ダメとはいえない」と話した上で「これから原因を分析したい」とコメント。DF中沢は「前からプレッシャーをかけられず、どこでボールを取りにいくか分からないうちにサイドへ出された。前からボールを追って拾ってを繰り返すことが大事」と課題を挙げた。

 W杯開幕まで4カ月を切った。ジーコ監督は「結果は気にしてない。あと数試合でどういう形でいい状態へ持っていくかだ」と前を向いた。日本へ戻って16日から立て直しに入る。【岡本学】

[2006年2月12日 21時47分]


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