ジダンに何が?退場の理由に世界が関心
9日のW杯決勝でのフランス主将ジダンの退場劇。大会の最優秀選手にも選ばれたジダンが退場となった頭突きの理由は何だったのか。ジダンは涙ながらに黙って退場し、頭突きした相手のイタリアのマテラッツィも沈黙したまま。レッドカードの背景が世界的に関心を集めている。
アルジェリア系移民二世のジダンは時折、激高することがあるものの、普段は紳士的な選手として知られている。
イタリアとの決勝戦、1-1で迎えた延長。ビデオによると、イタリア陣内でマテラッツィの密着マークを受けていたジダンは何事かを言い合いながら自陣方向にゆっくりと走り始めた。さらに背後から何かを言われると、向き直って突然、胸のあたりに頭突き。マテラッツィはもんどり打って倒れた。
フランスのチーム関係者は「イタリア選手が何を言ったのかは知らない」(ドメネク監督)「何が起こったのかは聞いていない」(アンリ)と話しており、原因は当事者の2人が「黙秘」している。
ジダンは10日昼すぎにパリに戻り、ほかの代表選手とともにエリゼ宮(フランス大統領府)の昼食会に出席した。地元テレビはシラク大統領と笑顔で握手を交わすジダンの表情を映し出したが、今のところ本人の口から真相は明らかにされていない。
[2006年7月11日2時45分]
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