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クラウチが英王子の前でロボットダンス

 イングランドFWピーター・クラウチ(25=リバプール)が、英ウィリアム王子の前で必殺のロボットダンスを披露した。チームは1日、イングランド協会の名誉会長を務める王子の表敬訪問を受けた。その席で、5月30日のハンガリー戦でのゴールパフォーマンスをせがまれたクラウチは「思わずノリで」手足をカクカク。「国王になる人に対してやってしまった。ちょっと非現実的な体験だった」としきりに照れた。

 王子だけではない。イングランド中が今、クラウチの妙技に夢中だ。大好きな英人気ロックバンド「アークティック・モンキーズ」の曲から着想を得たというダンスは、W杯熱の高まりに合わせるように人気が沸騰。「クラウチ」を合言葉に、英国では街行く人がカクンカクンと踊りだす。

 この踊りのおかげで、クラウチはベッカムらをしのぐチームの1番人気選手に急上昇した。FW陣は右足を骨折しているルーニーの回復具合が気がかりだが、国内では「2トップはオーウェンとクラウチで決まり」と楽観論が高まってきた。ウィリアム王子は「みんなW杯を持ち帰ると約束してくれた」と上機嫌。その約束が果たされるかどうかは、クラウチがピッチ上でどれだけカクカクできるかにかかっている。

[2006年6月3日9時4分 紙面から]


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