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京都からロビーニョへエール/ビバW杯

 元ブラジルU-23(23歳以下)代表FWパウリーニョ(23=京都)は、底抜けに明るい、かつての僚友の声が忘れられない。「ジャヴァン! ジャヴァン!」。2歳年下の人懐っこい男から、アフロへアをからかわれ、母国の人気歌手の名前からつけられた、あだ名だ。「とにかく陽気なやつだった」。テレビ画面の向こうに、カナリア軍団の一員としてピッチを疾走する、FWロビーニョの姿があった。

 2年前。ともにアテネ五輪出場を目指すチームメートだった。前線でゴールを狙うロビーニョに、左MFからパスを供給した。南米予選で敗れ五輪出場は逃したが「僕らブラジル人が見ても、ロビーニョはすごかった。軽くて速くてテクニックがある。彼の得意なペダラーダ(またぎフェイント)は本当に有名なんだ」と自慢の友を語った。

 親友を襲った事件では心も痛めた。04年11月に起きた、ロビーニョの母親の誘拐事件。「ビックリしたし大騒ぎだったよ。残念だけどブラジルはそういうことが起きる国。僕も家族に気をつけるように言ったよ」。1カ月後に事件が無事、解決した時は、自分のことのように喜んだという。

 今大会、ロビーニョはクロアチア戦でW杯デビューを果たし、18日のオーストラリア戦では3本のシュートを放った。その友が、今度は自分が今、プレーしている日本と戦う。どこか因縁めいたものを感じつつ、パウリーニョには確信がある。「ブラジルもそう簡単には勝てないし、日本もいいところまでは行ける力はある。でも勝つのはブラジルさ」。その先も見据えて「ブラジルは優勝するよ。それがセレソン(代表)だもの。ロビーニョはドイツで3ゴールは決めると思うね」とエールを送る。夏の京都で汗を流しながら、友の活躍を確信している。【益田一弘】

[2006年6月20日8時5分 紙面から]


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