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ロビーニョ使え!アドリアーノ外せ!

 ブラジル代表FWロビーニョが、先発待望論にうれしい悲鳴を上げた。ブラジル紙ランセが、ウェブサイトでアンケートをとったところ、日本戦で先発起用された「控え組」の評価が急上昇。ロビーニョは、FWアドリアーノの約6倍となる83・6%の支持を集めた。しかし右太もも前部の痛みで、24日の練習を途中で切り上げ、27日(現地時間)の決勝トーナメント1回戦ガーナ戦の出場は微妙な情勢となった。

 ロビーニョが離脱した。24日の練習を途中で切り上げ、アイシングで大事を取った。ルンコ・チームドクターは「様子を見る。(次戦出場は)まだはっきりしたことは言えない」とした。ブラジル協会は、25日の練習も休むと発表。重傷ではないが、ガーナ戦は欠場する可能性が出てきた。

 しかし、ブラジルでは今、ロビーニョ待望論が沸き上がっている。ランセ紙がポジション別に「ガーナ戦の先発は誰がいい?」というアンケートを実施。612人の回答が寄せられ、2人の比較ではロビーニョが83・6%、アドリアーノが12・7%との結果が出た。

 1得点を挙げているが、本来の調子が出ないアドリアーノも、このムードを敏感に感じている。24日の練習前に取材時間が設けられたが、ヘッドホンを付けたまま素通り。不機嫌さをにじみ出した。ロビーニョは「彼は、怒っているわけではないと思うよ」と必死にフォローした。

 現在の先発2トップは、ロナウドとアドリアーノ。当初は絶不調のロナウドに代えて、ロビーニョを起用すべし、との声が多かった。ロビーニョはこの世論を聞くたび「ロナウドとケンカはしたくない。彼からポジションを奪った、とは思われたくないんだ」と対決ムード緩和に必死だった。

 というのも、Rマドリードのチームメートで、スペイン移住後は公私にわたって面倒を見てもらった。兄のように慕う先輩を押しのけたくはない。日本戦でロナウドが2得点し、この論調が収まったと思ったら、今度はアドリアーノ。気遣いのできる若手、ロビーニョは困り顔だ。

 DFロベルト・カルロスは「ロビーニョには、あと2日で良くなってもらわないと困る。いつもロビーニョと話しているけど、準々決勝からは大丈夫だと思う」と話した。

 日本戦を境にDFシシーニョ、MFジウベルト・シウバらは総じて評価が急上昇。セレソンの層の厚さを証明しているが、チーム内の人間関係には微妙に影響を与えている。

[2006年6月26日9時57分 紙面から]


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