このページの先頭



ここから共通メニュー

共通メニュー

ホーム > 2006年ドイツW杯 > 紙面から > ニュース



ラテン系の国よく使う侮辱表現「売春婦」

 相手を侮辱するために使う「売春婦」という表現はイタリアだけでなく、スペインやブラジルなどラテン系の国で非常に広く使われている。日本語の「お前の母ちゃんでべそ」に近い感覚で、子どもでも普通に使う。相手の母親を指すものだが、転じて「お前は誰が父親か分からない子どもだ」という意味になり、相手自身にも向けられる。売春婦に対する職業差別や孤児に対する差別を助長するとして、使用を自重する向きがある。

 「テロリスト」の方は、南欧諸国の人々が、地中海を隔てて向かい合う北アフリカ諸国出身者を侮辱する際に使われることが多い。アルジェリア移民の子であるジダンにとって看過できない言葉だ。イスラム原理主義過激派によるテロが世界中で数多く行われてた91年、アルジェリアにイスラム原理主義政党による政権が誕生すると、アルジェリア人および北アフリカ人に対する偏見が広がっていった。

 FIFAはサッカー界の人種差別撤廃を掲げ、準々決勝4試合のキックオフ前に、全8チームの主将に人種差別反対のメッセージを読み上げさせた。フランスは他ならぬジダン自身が「人種差別撤廃に皆さんの手を貸してほしい」と、文書を朗読している。

[2006年7月12日9時51分 紙面から]


最新ニュース

記事バックナンバー


ここからサイドエリア

 

このページの先頭へ

ここからフッターエリア