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マテラッツィ、バカンスのため前倒し自白

スイス・チューリッヒのFIFA本部を出るイタリア代表マテラッツィ(AP)
スイス・チューリッヒのFIFA本部を出るイタリア代表マテラッツィ(AP)

 イタリア代表DFマルコ・マテラッツィ(32)が14日、スイス・チューリヒの国際サッカー連盟(FIFA)本部に出向き、W杯決勝で頭突きをして退場処分となったフランス代表MFジダンに、何を言ったかについて事情聴取を受けた。当初はジダンととともに20日に予定されていたが、マテラッツィが「バカンスが短くなるので早くしてほしい」と申し出たため緊急での聴取となった。ジダンの姉を侮辱する発言を認めたという。処分するかどうかは、ジダンの聴取を終えた20日以降に下される。

 あまりに素早すぎた。FIFAが調査を行うことを発表した翌日、マテラッツィは自らFIFA本部に出向いて事情を説明した。一部報道によれば、文書を提出して姉を侮辱する発言をしたことを公式に認めた。また、その後の聞き取り調査では「姉妹を侮辱するような言い方をしてしまったが、イタリア人ならば普通に使う“売り言葉”で、ジダンの姉を特に意識して言ったわけではない。私は彼に姉がいるのかも知らなかった。あくまで、一般的な侮辱言葉だ」という内容のことを話したという。

 侮辱する言葉が含まれていたことは認めたが、イタリア人にとってはそれほど深刻でないイタリア語の言葉が、フランス人のジダンには深刻に聞こえた可能性を訴えた。午前中に行われた事情聴取は約2時間で終了し、ミラノに戻ったが、報道陣の質問には一切、答えなかった。

 だが、その姿勢には疑問が残った。聴取日は20日に設定されたが「バカンスでモルディブに行くから、FIFA本部まで出向く必要があるのなら早くしてほしい。明日にでも」と申し出た。そのため、この日の緊急聴取となった。

 代理人のビゴレリ氏は、バカンスを理由に聴取を前倒ししたことへの非難に対し「彼は、必要ならまたFIFA本部に行ってもいいと言っている」と言い返した。だが、同氏は「処分されるのはジダンだけにするべき」と人ごとのように話した。処分されても1、2試合程度の出場停止にとどまる見込みだけに、世界的関心事という事の重大さ、深刻さは最後まで感じられなかった。

[2006年7月15日7時52分 紙面から]


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