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柳沢復帰14日に先送り「慌てても逆効果」

リフティングでボールの感覚をつかむ柳沢(撮影・たえ見朱実)
リフティングでボールの感覚をつかむ柳沢(撮影・たえ見朱実)

 W杯のために、焦らない-。右足骨折でリハビリ中の鹿島FW柳沢敦(28)の実戦復帰は、早くても14日のナビスコ杯京都戦になることが確実になった。アウトゥオリ監督、チームドクターらが1日、首脳会議を開き、今週もチーム練習には合流せず、リハビリに努める方向性が確認された。

 右足第5中足骨(ちゅうそっこつ)を骨折し、4月5日に退院した際には、今月7日の浦和戦での復帰を目標に掲げていた。先送りという形にはなったが、回復が遅れているわけではない。この日も約30分、軽めのダッシュを含めたランニングなどで汗を流した。全体練習へ合流する日は、確実に近づいている。

 とにかく、治療に全神経を注いでいる。「いろんなことを頭から省いて、治すことに集中したい。慌てても逆効果なので、まずはケガを治すことが大事」。事実、レンタル元のメッシーナがセリエAから降格した前夜のニュースは、報道陣から聞かされて初めて知った。鹿島側も、個別インタビューなどはメディアに理解を求めて、辞退を続けている。

 14日に復帰できれば、翌15日は代表発表の日。もっともジーコ監督の信頼は厚く、その約4週間後のW杯本番にさえ間に合えば代表入りできる、という見方すらある。だが、柳沢は「ケガをした時も最後まで希望を持ってやると決めた。W杯に出たい気持ちは強いので、そこに向けてできることをしっかりやる」と言い切った。復帰への強い気持ちは、少しもぶれていない。【佐々木一郎】

[2006年5月2日7時58分 紙面から]


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